プロ野球のゲーム差
交流戦が終了し同一リーグの対戦に戻りましたが東京ヤクルトスワローズの勢いが止まりません。
広島カープの表ローテ三投手との三連戦を三連勝し、2位ジャイアンツとのゲーム差が9ゲームまで開きました。先制されても追いつき逆転、重要な場面でのホームラン、中継ぎ・リリーフ投手の安定感など試合内容やチームの雰囲気を見ているとこの勢いのままどこまで行くのだろうと感じます。
今回は過去のシーズンでのゲーム差について調べてみました。
まず過去のシーズンで【1位チームと2位チームの最大ゲーム差】ですが、
1990年のセリーグのペナントで1位読売ジャイアンツと2位広島カープのゲーム差が22.0ゲーム、これが1位と2位の最大ゲーム差になるようです。

この年は斎藤雅樹投手、桑田真澄投手、木田優夫投手、香田勲男投手の4投手で57勝を挙げ9月8日にぶっちぎりで優勝を決めております。ただ、日本シリーズではパリーグ黄金期の西武ライオンズに4連敗し日本一を逃しております。
次に【1位チームと6位チームの最大ゲーム差】を調べてみました。
こちらは1955年のセリーグのペナントレースで1位読売ジャイアンツと6位大洋ホエールズのゲーム差で61.5ゲームというのが最大でした。

川上哲治さん、別所毅彦さんなどが活躍されていた頃にになり投手では金田正一さんが62試合に登板し400イニングを投げ34完投をしていました・・・。鉄腕ですね、すごいです!!
最後は【1位から6位までの最小ゲーム差】を調べました。
1973年 王さん、長嶋さん時代のジャイアンツが9連覇V9した年が最小ゲーム差となり優勝決定は最終戦の10月22日に阪神タイガースとの甲子園直接対決となっております。この年は6位の広島カープまでのゲーム差が6.5ゲームとなっておりました。

これだけ拮抗したペナントレースだと各チームのファンの方も観ていてドキドキハラハラしたのではないでしょうか。最終戦の阪神タイガースは勝てばV9を阻止しての優勝だったのですがジャイアンツに最終戦で大敗してしまい、激昂した阪神ファンが優勝決定後に乱入したため、川上監督の胴上げはお預けとなった。とのことです。。。
現代に戻りますが今年のヤクルトスワローズは2位以下とのゲーム差を広げて優勝するのか、それともまだまだ他チームが追い上げるのか、まだ6月!これから暑い夏が来て疲れも溜まってきます。
逆転の可能性はまだまだあると思います!
あきらめずに応援しましょう!!!